4月に新学期が始まって、
連休明けぐらいから少しずつ疲れている様子が見えて、
それでもなんとか登校していたのが、
梅雨の訪れと共に寝床から出られない日が増えてきて、
週に1日お休み、2日お休み、とやっているうちに
終業式。
最後だから頑張って!と送り出し、
半日で帰宅。

そして
夏休みに突入。

お子さんのほうは「これで朝起きなくてもいい」
「学校に行けと言われなくて済む」と
一瞬安心するでしょう。

でも、親はそうは行かない。

夏休み明け、本当にまた学校に行けるのか?
このまま昼夜逆転したらどうしよう?
ずっとゲーム三昧でいいんだろうか?
いやいや、まだ不登校と決まったわけじゃない。
しばらく休めば心も回復し、元気になるはず。
そっとしておいた方がいいんだろうか?
無理矢理起こしてどこかに連れて行こうか?
この子はどこなら一緒に行ってくれるんだろうか?

部屋からもあまり出て来ないお子さんのことを
ドア越しに透視するように見つめて、
心配なさっている方は少なくないと思います。

そして、残念ながら、
その不安はひしひしとお子さんにも伝わっています。

それで、本当はラクになるはずの夏休みが
親子共にとても辛いものになってしまうんですね。

しかも、この暑さ。
不安やイライラにいやおう無く拍車をかけてくれます。

何かしなきゃいけない、
どこかに行かなきゃいけない、
連れ出さなきゃいけない、
という焦りはとてもよくわかりますが、
焦れば焦るほど、事態はこじれていくことが多いようです。

まずは、あと1か月もある、と考える。

さらに言えば、
この時期、
1-2年ゆっくりする時間があってもいいんじゃない?
と考えてみるのはいかがでしょう。

これからまだまだ続く人生の途中で、
この時期にお休みできるのは
ある意味とても貴重なことです。

まずは親御さんの気持ちを
すこーし自由に、ラクにしてみませんか?

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